- 5000円で何する?
5000円で何する? 第7弾 前編
「5,000円で何する?」第7弾を担当する事になりました、製造部の雑務全般を担当していますHです。
よろしくお願いします。
皆さん「ロードバイク」という自転車をご存じでしょうか。
知っている人も多いとは思いますが、
ロードバイクとは・・・
主に舗装された道路を早く軽快に走ることを目的に設計された自転車のこと。
私は約10年前からこのロードバイクにハマっています。
近年環境問題やコロナの観点から自転車が見直され、自転車専用レーンなどの道路整備も進みました。
ひと昔前と比べると街中でスポーツバイクに乗っている人を見かける機会が多くなりましたね。
俗にママチャリと呼ばれているシティサイクルと比べ、早く軽快に走れるので、
慣れてくれば100kmや200kmの「ロングライド」も可能です。(ものすごく疲れますけど…)
仲間と行くロングライドは
行った先の景色やグルメ、
道中に起こるパンクなどのトラブル(起きないことが一番良いけれど💦)
などを一緒に楽しめてとても良いものです。
しかしそれと同じ位ロードバイクを満喫できるイベントがあります。
そう!!
「レース」というやつです!!
素人でも参加できて日本で最もメジャーなレースイベントと言ったら、「ヒルクライムレース」。
「ヒルクライム」とは、読んで字の如くロードバイクで山を登る事。
山の頂上にあるゴール地点まで、だれが一番早くたどり着くことが出来るかを競います。
日本は山が多い国。必然的に全国各地でヒルクライムレースが開催されています。
そして数多くあるヒルクライムレースの中で今回私が参加したレースは…
群馬県片品村で開催された「日光白根ヒルクライム」!!
コース概要はこんな感じ。
このレースには4年前にも参加した事があり、コースや大会の雰囲気はわかっています。
練習さえしっかりすれば、全参加者の真ん中あたりの順位で走れる自信はありました。
真ん中どころか「4年前の自分の記録を抜いてやる!!」くらいの気持ちでした。
申し込んだ時は…
しかしその後は練習する気が全く起きず、時間だけが無情に過ぎて行きます。
「まだ大丈夫」とダイエット番組なんかでよく聞くセリフを自分に言い聞かせているうちに、
気が付けばレース1週間前!
付け焼刃的に練習するも、ちょっと走るとすぐ息が上がってしまう自分にショック!!
(練習していないんだから当たり前ですが😢)
「自分というエンジンがダメならせめて機材だけでも」と思い、
前日の土曜日に柏工場で自転車をオーバーホール。
パーツをばらして洗浄&注油。
そして再度組付け作業して完成!!
ついでに重量測定。
山を登るヒルクライムレースにおいては重量は重要な要素です。
一般的なシティサイクルの重量は20kg近くあるので、それと比べると非常に軽いですよね。
写真のバイクのフレームは、プロが世界選手権で優勝したフレームと同じ物。
ホイールはアマチュアのトップ選手達がベタ褒めしており、その性能は折り紙付き。
つまり機材だけはほぼ完璧!!
(このバイクで走りが遅いと、ものすごく恥ずかしい😅)
完璧な機材と不安だらけのポンコツエンジンで、いざレースへ参戦!!