• 5000円で何する?

5000円で何する? 第7弾 後編

前後編でお送りしている「5000円で何する?」第7弾。

 

前回はレース前夜までのお話。

前編はこちら

今回はいよいよレースの模様をお送ります。

 

レース会場は日光白根山。

丸沼高原スキー場の駐車場に集合です。

現地に到着するとちょうどNHKの「チャリダー」という番組の撮影をしていました。

「坂バカ」界で有名な人を見ることが出来て、朝からちょっと得した気分⤴

 

スタート地点の標高は約1,400m。

路肩には雪が残っており、4月とはいえ結構寒い。

それでも晴れていたので日向はそれなりに暖かかったです。

 

レース前にはスタートから2km地点までコースを試走できます。

参加の手続きを終えてから、アップがてら試走に出発!!

当日のコンディデョンを確かめるための試走ですが…

いざ走ってみるととてもレースに参加できる状態では無いという事が確認できてしまいました。

不安が一層増す結果に😢(ゴール出来るかなぁ)

そんな事をいっても、高速乗ってわざわざ群馬県まで来たのです。

全力出して頑張ろうと自分を鼓舞していざスタート地点へ移動。

(どんなレースでもスタート前はドキドキです!!)

今回の大会の参加申し込み者は400名ででしたが、当日の参加者は約250名。

コロナのせいかDNS(Do Not Start=スタート前の棄権)が多いかも!?

屋外とはいえコロナ対策の為、スタート直前までマスク着用は義務化されており、私もルールに従い完全武装。

プラス大会3日前から当日朝までの検温+チェック表に基づく体調チェックも義務化されています。

また記入したチェック表も提出義務があるので、コロナ対策は大よそ万全。

 

スタート方法は大会によって様々ですが、本大会は年齢の高い人から順番に出走。

10時のスタートを皮切りに、3人ずつ15秒おきにスタートします。

私のスタート時間は10時11分30秒。

ドキドキしながらの待ち時間。

一緒にスタートする方達と談笑しているとアッという間です。

 

30秒前からカウントダウンが始まり、

…3・2・1・スタート~!!

(心臓バクバク)

 

スタートの合図と同時に同組の3人が一斉に走り出します。

前回の記録は40分11秒。

3分40秒/km前後のペースで走れば、前回と同じペースで走れるはずです。

そう思い約2km走ったところで、サイクルコンピュータ(※)を確認。

(※ サイクルコンピューターとは走るタイムや速度・心拍数などが表示できるデバイスの事です)

前回と同じペースなら7分20秒くらいのはず。

すると…ビックリ!!

スタートから10分を超えています。

と同時にまだ2kmしか走っていないのに、猛烈な疲労感。

(練習していないから当然ですが…)

 

コース上には、様々なトラブルに備え一定間隔ごとに係員の人が立っています。

途中でリタイヤする時は、最寄りの係員にリタイヤの旨を伝えリタイヤします。

5kmの地点ですでに全くと言っていい位脚が回らなくなっています。

さらに「リタイヤすれば楽になれる」という悪魔のささやきに支配されます。

次に係りの人を見つけたらリタイヤしようと思いながら、ダラダラと走っていたのですが、

先にスタートした60代と思われる人(ゼッケン番号で大よその年齢がわかります)が。

その選手は私の目の前でフラフラしながらもフィニッシュ地点を目指し、一生懸命走っているではありませんか!!

その姿を見た瞬間、リタイヤしようという情けない気持ちが消えました。

フィニッシュ地点を目指して頑張ろう。

少しだけどペースアップ⤴

 

先ほどまでのペースだと、単純計算で55分~56分かかるペースでした。

6~7km地点で再度サイコンを見ると、頑張れば50分を切れそうだとわかりました。

そこからは50分切りを目指して全力疾走(自分に負けるな!!)

そのせいで心拍数は常に160bpm以上。

人間の最大心拍は、一般的に「220―年齢」といわれています。

48歳である私の最大心拍数は、172bpmとなります。

この数字からわかる通り、口から心臓が飛び出すのではないかと感じる位本当に全力で頑張りました。

(途中からですが💦)

 

こうしてついにフィニッシュ!!

 

その結果は…

 

49分47秒93

 

50分切り達成!!

やればできる子なのです!!(練習という準備ができていればもっと良い子だったのに…)

途中何度もリタイヤしようと思いましたが、フィニッシュできると達成感がハンパないです!!

(これだからやめられないんです✌)

 

フィニッシュ地点でもある山頂は、標高1,843m。

4月とはいえ温度計の表示は-0.1℃。

ゴール後は下山用の防寒着に着替え下山します。

フィニッシュして間もなく雪が降ってきて、下山する頃には吹雪様相。

冷えた汗が追い打ちをかけ、寒さMAXです!!

体力を回復させる為に、下山途中の道の駅で参加者向けに無料でアップルパイ!?を配っていました。

疲れた体にはとてもありがたいです。

しかし、その会場に着くころには本格的な吹雪になってきました。

急いで下山しなければホントにヤバい!?

コース途中にある「菅沼」という沼。

ガッツリ凍っていました🥶

路面が凍っているかもしれないので、細心の注意を払い落車に気を付けながら、無事に下山しました。

最後に参加賞の景品をいただき、着替えを済ませて帰路につき無事帰宅しました。

参加賞の品々。

前回参加したときは、レース後おにぎりや豚汁・パンケーキなどが食べ放題でした。

今回はコロナ対策でそのようなことが出来ず、代わりにお弁当とお茶を頂きました。

(何もないと思っていたのでラッキー!!)

 

参加費5,500円。

レースを楽しませてもらい、更に参加賞までもらえるのですから、個人的にはお得感でいっぱいです。

(会社からイベント企画費として5.000円もらえるのだから、もしかしたら実質プラスかも!?)

 

今回のレースを終えて、練習しないままレースに参加した事を猛省。

レース翌日から来年のために練習を再開しました。

「なんのため!?」って来年もこのレースに参加して、自己ベストを更新するためです!!

目標タイム:39分00秒 (言っちゃった…💦)

よし! 頑張るぞー!!

 

以上製造部の雑務担当Hの「5,000円で何する?」でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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