• 5000円で何する?

続・5000円で何する? 第1弾

今期もやります!

その名も…

 

「続・5000円で何する?」

 

毎月1人の従業員に会社から5000円が支給され、それを使って体験した内容をブログにして発信するというこの企画。

社内のコミュニケーション促進と、会社の雰囲気を外部の方に知ってもらうのが目的。

 

そして「続・5000円で何する?」栄えある第1弾に選ばれたのはスタッフKATOです。

以前の「5000円で何する?」でも第4弾を担当させていただきました。

第4弾はこちら

 

そして今回のテーマはズバリ

 

バス釣って捌いて食う

 

です!

バス釣りをしていると思うのです。

「このバスまるまる太っていて美味しそうだなぁ」と。

YouTubeを見るとバスを調理して食べる動画がたくさん見つかります。

こうした動画内で先人達が手際よくバスを捌いていく様に私は魅了されました。

「スーパーで魚買ってきて捌けばよくね?」と思うかもしれません。

違うのです!

この欲求を満たすには食材として一般的な魚じゃダメ、ちょっとしたゲテモノ感が欲しい。

バスを捌いて食したい欲は日に日に高まるばかり。

ついにこの衝動を抑えられず、この機会に実行する事にしました。

 

●準備

まずは5000円で道具の準備。

今回はがまかつさんのFishing Knife(6055円amazon購入時)を購入。

箱出しでは切れ味がいまいちでしたので、刃を研いで使用しました。

ちなみにグリップなどは自分好みにカスタマイズしました。

カスタマイズについては別記事で公開しているので、興味があったらご覧ください。

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それ以外にうろこ取りとまな板はダイソーで。

 

さらに皮引き用にフィレナイフも使用します。

こちらはOPINEL Slim Line No.15 Beechwoodです。

 

●実釣

釣り場はいつも行くポイントで。

現地に到着し30分ほどやっていると、早速程よいサイズのバスをゲット。

 

先人たちによると30cm前後が「食い頃」らしいです。

大きくなる程臭みが増すとか。

今回釣ったオオクチバスは29cmとまさに食い頃。

オオクチバスは特定外来生物に指定されているので、生体の移動は出来ません。

現地で〆て持ち帰る必要があります。

すぐに〆て真水を入れたバケツで血抜きしたのち、保存袋に入れて持ち帰りました。

 

●調理

いよいよ今回のメインとなる調理です。

まずはうろこを取ってきます。

 

次に背中側からナイフを入れ、腹側に切込みを入れて、頭と内臓を胴体から分離します。

 

頭を落とした切り口を見ると浮き袋の膜が見えます。

この膜の横に脂肪がついているのですが、これがバスの臭みの原因。

 

これを適切に処理する事で、おいしい食材となります。

魚捌きの定番3枚おろし。

 

3枚におろせたらあばら骨を鋤取ります。

この時あばら骨と一緒に臭い脂も除去できます。

 

さらに切り身の中心にある血合い骨も切り取り、背の身と腹の身に分けます。

 

最後に皮を引きます。

 

こうしてバスの切り身が完成しました。

 

この後切り身の水気を良く切り、キッチンペーペーとラップでくるみ、保存袋に入れます。

そして冷蔵庫で1日程度寝かせます。

後は調理するだけ。

今回使用するのはこちらの調味料。

S&Bさんの魚にまぶして焼くだけ「魚の香草焼き」です。

 

調理は簡単!

調味料を切り身にまぶし…

フライパンで両面をこんがり焼いたら完成です!

 

●実食

完成したバスの香草焼きがこちら。

 

見た目は結構おいしそうじゃないですか??

期待と不安。

ドキドキしながら一切れ口に運びます。

 

ん?

旨い!

 

臭みもまったくありません。

フワフワで上質な白身魚。

予想以上の旨さにあっという間に完食。

ごちそうさまでした!

 

●まとめ

今回はオオクチバスを釣って捌いて食うという体験をしました。

オオクチバスは釣りの対象として人気ですが、食べる対象ではない魚。

しかし百聞は一見に如かず。

実際に食べてみるとイメージは大きく変わりました。

スズキの仲間であるオオクチバスは、他の淡水魚に較べ小骨が少なく調理しやすい。

そして臭みの原因である皮と脂を適切に処理すれば、味は淡白で美味。

食材としてとても優秀であると思いました。

もともと食用として移入されたという経緯も納得です。

 

これを機会に様々な魚を釣って食してみたいと思います!

次はチャネルキャットフィッシュに挑戦!

 

最後に、楽しい体験をする機会を与えていただきありがとうございました。

それでは!

 

※ 味覚には個人差があります

※ 淡水魚には寄生虫がいます。食べる際は良く火を通してくださいね

※ 自分もやってみよう!という人は自己責任でお願いします

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