- KATOの世界
スジ彫り工具を自作

濃霧の朝。
林の奥から漏れる光の筋が幻想的。
スタッフKATOです。
こんにちは!
今日は筋つながりで「スジ彫り用の工具」を自作したので紹介します!
スジ彫り用工具とは、プラモデル製作で使う道具の一つ。
凹モールドの彫り直したり、ディテールの境界を溝ではっきりさせたり、新しいディテールを追加するときなどに使用する工具です。
かつてはケガキ針やPカッターなどを使用していましたが、今では様々なメーカーから専用の道具が発売されています。
私もこれらの専用道具を購入すればいいのですが、なかなかいいお値段。
お小遣いでやりくりしている私にとっては、躊躇してしまいます。
そんな時、ふと、タングステンの端材が目に留まりました!

かつてダーツを製作していた時に使用した材料の残りです。
これで自作したらいいのでは!?
ということで早速製作開始!
まずは形状を決めます。

外径φ7.5mm全長44.7mmの端材だったので、両端面を削り全長44mmとします。
両端をφ3で20mmの長さで切削し、中央に4mmのフランジを残す感じで。
切削開始。
主軸にドリル用ホルダーをクランプし、そこにタングステンの材料を固定します。

外径φ3mm、長さ20mmとなるよう、荒加工→仕上げ加工の順に切削。

一度取り外して、ドリルコレットを3mm用に交換し、先ほど切削したφ3の軸をクランプ。

こちら側も同様にφ3mm、長さ20mmで切削したらベース完成。

あとはφ3mm軸の先端をグラインダー等で研磨して刃をつけたらスジ彫り工具の出来上がり。

今回は試しに幅0.2と0.15の2種類と、ケガキ針もついでに作りました。
使用するときはφ3mm軸をピンバイスでクランプして使います。
少し使用してみましたがちゃんと使えそうです!
比較できないのでわかりませんが、市販品ならもっと使い勝手がいいのでしょうか??
ちなみに刃が折れたときは、また削って刃を作れば復活するので、気軽に使えるのが自作の良いところ。
とりあえず、工具が手に入り、タングステンの端材も有効活用できて、私的には大満足です!
それでは。