- 会社のこと
亭主元気で留守が良い
朝、駐車場に着くと、いつもより車の台数が少ない。
「そうか、今日は研修の日だ」
28人の会社から、8人の社員が研修に出ています。
テーマは「5S」
工場の質を上げようと話し合うと、やっぱりここに行き着くんですよね。
と言うわけで「工程責任者」という役職の人たち全員が、外部の研修会に参加しています。
その内容は、また今度まとめるとして、今日朝から変化を感じるのは、責任者がごっそり抜けた現場。
普段は2~3人のチームで動いていますが、そのリーダー全員がいない。
と言うわけで、本日はサブリーダーが実質指示を出したり、バタバタと走り回っている。
その現場を見て、率直な感想。
「ちゃんとやってるじゃないですか」
そう、やれば出来るんだよね。
みんな良い目つきして、どかどかやってる。
なんとなく、いつもと違う活力を感じる。
空気感が違うのかなぁ。
そりゃそうだ、責任者全員いないんだから。
いつもと違うノビノビとした雰囲気もあるような気がするし。
確かにプレッシャーも多々あるでしょう。
でも逆に成長するチャンスだよね。
整った環境と、おいしい食事だけでは、人間は人間らしく成長できないよ。
苦しい事を乗り切った時の達成感や充実感が、社会性のある人間に成長する為の大事な要素だと思うんです。
その結果に「おいしい食事」が大事なんだと思う。
というわけで、まとまったか分かりませんが、「亭主元気で留守が良い」。
人が成長する為のキーワードではないでしょうか。