- 会社のこと
少しずつでも前に進んでいるようです。
一昨年のある日、衝撃的な事実を知りました。
「WINDOWS XPは10台以上ネットワークを繋げない」と言うことを。
とっても零細企業にありがちな無知さですが、この事実に驚いたのは、機能に関してではなく、ついに我が社も「そんなところまで来たかぁ」という現状に対してでした。
思い起こせばおよそ10年以上前、何も分からずパソコンを購入し、なんとかインターネットに繋げようと、何冊も本を買い、ベッコウアメに加入し、数ヶ月かけて必死の思いで繋がった事を思い出します。
最初に登場した画面は、プレスリーに関するアメリカのホームページ。
画面に全ての画が登場するまで、5分以上かかっていました。
それでも「おぉ、これが世界だ」と驚いたものです。
その後、そのPCを会社に持ち込み、市販の販売管理ソフトを立ち上げ、その後何度もバージョンアップを繰りかえして今に至っています。
ハードも1台から、2台、3台と増え、最初のものが壊れ、買い替え、LANがつながり、現場にもネットワークが入り、光通信が入り・・・。
ついに昨年、小さなサーバーが入りました。
そして先日、これら痕跡を発見しました。
倉庫の奥で、役目が終わってしまったモニター達がひっそりと休んでいます。
専任の管理者が「まだ使えるから」と大事に取っておいてくれています。
なんだかこれを見ると、10年前のことを思い出し、少しずつだけど、前に進んでいることを感じます。