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夏に思う

夏本番、となってきました。
なんだか気分はウキウキしてきますが、機械・設備たちに取ってみれば、厳しい時期を迎えています。

まだ工場に冷房がなかった頃、朝8時にはすでに30度を軽く超えており、日中は40度近い温度。夜七時になっても30度を下回らない日が続いたものでした。
NC機械も増え、温度の上昇が故障につながることから、工場内に冷房を入れましたが、その年の夏には「去年まで、一体どうやって仕事をしていたんだ?」と感じたほど、快適な工場作業が始まったことを覚えています。

話は変わって、先日、新規の取引を始めるお客様との会話。
お客さん「工場の空調管理はできていますか?」
私   「・・・管理は出来ていません。全面的に空調が効いているだけです。」
お客さん「それで、金属膨張、測定の方は大丈夫ですか?」
私   「ステンレス中心なので問題は有りませんでした。アルミ加工の場合は、それなりの管理をしています。」

特にアルミの寸法管理は、なかなか厳しいものがあるのは正直なところ。

カム式の自動旋盤が並ぶ、40度近い工場内で、水分補給しながら仕事をしていた時の方が、ある意味楽だったかもしれませんね。
夏が来ると、思い出します。

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