地震 二日目の状況報告(浅草より)
昨晩、山梨の動かない列車に閉じ込められていた妻と連絡が取れた。
列車に6時間以上閉じ込められた妻たちら、乗客を見かねて、止まっている列車の近所にお住まいの方が、小さい子供連れている家族を家に招きいれてくれたそう。
妻と息子、そして一緒に出かけたその家族は、その方の好意を受け、結局その方の居間で横になって夜を明かすことができました。
朝は、食事までご馳走になったそうです。
まったくの見ず知らずの人を、家に泊めていただける。
本当に感謝の気持ちでいっぱいで、目頭が熱くなる思いです。
朝九時に山梨の家に到着すると、子供たちはすっかりその家の子供たちと、元気に遊んでおり、ストレス無く過ごせた様子。
私は居間にいた一家の主に、何度も感謝を伝えました。
こんな時、人の温かさに触れると、本当に嬉しい気持ちになります。
そして、テレビで流れる被害映像を見ると、「できる限りのことはしたい」、心からそう思います。
中央道は行きも帰りもまったく渋滞なしでした。
友人を降ろし、下道を走ると、銀座辺りからまったく車が動かない。
千葉、常総方面へ向かう車で、台東区辺りでもすでに10分で車2台分くらいしか動かない状態だった。
だけどこの状態で、怒りを発するクラクションは一度もならず。
そうだよね。皆で協力して、この非常事態を乗り切ろうよ。
「必要以外は、車に乗らない」「節電」「電話、メールも最低限に」・・・。
家族親戚の安否が確認できたら、まずはできることから少しずつ実行していこう!