これでいいのだ! 【天才一家】
節電に努める。
余分な電気は点けない。
できる限り厚着して寒さを凌ぐ。
当たり前のことだけれど、なかなかできなかった。
でも被災地の人たちの生活を見れば、皆が自分たちの贅沢さを感じている。
そして、だれかれともなく自主的に電気を消す。
そしてこの生活を、特段不便だとも面倒だとも、多くの人は思わない。
夜の街ではネオンが消え、店内も心なしか暗い。
お店にはモノが少ないし、電車の本数も少ない。
自動販売機の台数も制限されている。
ところで、この状態で何か問題あるでしょうか。
自分が変れば不便は感じない。
と言うわけで、
≪これでいいのだ!≫
復旧が進めば、また贅沢な暮らしが普通になるのかもしれない。
だけれども「これでいいのだ!」と少しの間でも感じることができたのだから、今後も自信を持って様々な変化を乗り越えられる気がします。
私も昨年、やっとバカボンのパパと同じ年になりました。
天才一家とは「自分が変ること」なのかも。
少しは彼の哲学に近づけた気がします。