地震 1ヶ月が経過して思うこと
震災から一ヶ月が経過しました。
ここ松戸では、計画停電も回避され、ほぼ普通の生活が戻ってきています。
違うところと言えば、電車が未だに土日ダイヤというところくらいでしょうか。
原発が原因による、水や大気・水質汚染の心配は、まだ解消されたわけではありませんが、節電はスッカリ板について、暗い町並みが普通になってきました。
被災地では、仮設住宅の建設等始まっています。
また、親を亡くした子供たちが、遠くの避難地で、新学期を迎える等の姿が連日報道されています。
全ての物を流された被災者方々に対して、ボランティアで「写真を拾って洗って干している」人の映像を見ました。
無くした家族が存在していた、という証が何一つ残っていない。
存在を消され、自分の記憶にしかない家族の存在を、その写真が証明してくれる、という場面を見て、改めて何が本当に大事な物は何か再認識させられました。
しかし1ヶ月たっても未だに被害の全容が完全に把握されず、死者行方不明者は3万人に近づいていると言う現状です。
一方で、この花見のシーズンに「自粛をやめ、宴会を催し、飲食物などを消費して経済を回して欲しい」という呼びかけも、東北の酒造メーカーから届いています。
この話、尤もだと思います。
まだまだ厳しい環境は続きます。
でも、晩酌の酒とツマミを東北産に変えることくらい出来るはず。
助け合う気持ちをいつまでも大切に、今の自分が出来ることを少しずつでもやりたいです。