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機械修理まできた

入社から2年が過ぎた製造課の社員が、事務所でファックスを待っている。

事情を聴くと、修理方法を記した図面が機械メーカーから送られてくる、とのことだった。

 

今回壊れた個所は、旋盤で最も大事な構造の一つ、『ボールねじ』が強い衝撃により直接痛まないように、その手前にいわばバンパーの役割をした部品がある。それが壊れて、アラームがついていた。

最近では、ほとんどが電気制御で動く時代。

でもこの部分は、旋盤、つまり機械として重要な部分のため、今でもシッカリ、機械=ハードで構成されている。

図面を見ながら、機械の奥に手を突っ込んで、修理し、アラームを解除し、再稼働させる、という作業は、なかなか技術も満足度も高い仕事だ。

この程度のことがサックリできて、ある意味本格的に一人前になった、と考えてもいいレベルと思っている。

 

まだまだ新人だと思っていた、ファックスを待つ20代の社員。

でも、もうそんなことをやるレベルまで来てるのかぁ。

時間の経過を感じました。

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