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フリーボディ 36グラムの意味

フリーボディの続き

カンパニョーロ用のシマノ対応フリーボディだそうだ。

つまり、別のメーカーにも対応できるようになっているとのこと。

 

重さを調べてみた。

IMG_2666 鉄製 86グラム

 

IMG_2669 チタン製50グラム

 

36グラム、42%ダウン。

 

 

これが、どれだけすごいのか。

従業員の健康も管理項目となりつつある、いまどきの中小企業論から考えてみたい。

 

これを作ったのは、自転車部の部長である、技術課主任。

その彼、半年ほど前、みるみる痩ていき、しまいには声まで小さくなった。

女子社員からは、本気で「病気では」と疑われ、声もかけられなかった、という。

しかし私達は知っていた、彼が本格的な変人だということを。

 

会社の冷蔵庫には、彼の昼食が入っている。

豆腐と野菜ジュースだ。

IMG_2672[1]

 

『自転車を500グラム軽くするには、数万円かかる』

『しかし、自分の体重1キロ減らすのは簡単だ』

これが彼の論法。

 

まぁ確かに…。

しかし彼は、とにかく何でもストイックすぎ。

家でもほとんど食べないらしい。

私:『オマエ、何も声が小さくなるまで、体重を落とさなくてもイイだろ』

主任:『そんなことないですよ』

その返答の声がすでに小さく、そしてかすれている。

それじゃぁ単純に心配するだろ、周りが!!

 

健康で長く働いてもらう。

資産価値の最も高い経営資源は『人財』だ。

いまどきの中小企業はそう考え、従業員の健康が気になる。

さすがに声が小さくなるほどダイエットしたら、声をかけないわけにはいかない。

 

しかし、たった「36グラム」にかけた彼の意気込みも感じます。

 

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