• 会社のこと
  • 技術のこと

9000を感じた

『ステンレス加工屋に、1万回転なんていらない』なんて思っていた。

それが『インコネル』ともなれば、更に低回転・高トルク使用に軍配あり、と思っていた。

間違った見方ではないと思う。

しかし、それは多面体を一方向から見ただけの考え方だということを知らされる。

 

形状によっては、インコネルでも高回転で回す必要がある。

IMG_2825

詳しくはお見せできないが、この形状を掘り込むために、9000回転という、ステンレス加工屋ではあまり経験することのない領域で、スピンドルは唸っていた。

『音から感じる加工』

新しい領域の加工は、刺激と興奮を与えてくれる。

 

 

#