- 日本のこと
助かってます
熊本では、今もなお多くの方々が避難生活を強いられている。
そんな昨今、高速道路を走っていると、「災害派遣」の幕を帯びた自衛隊の車とすれ違う。
先日、その自衛隊の車を追い越そうとしたら、
『松戸』って書いてあった!
会社の近所には、航空自衛隊の駐屯地がある。
そこから来てるんだぁ。
がんばれ~ 応援してます!
そんな気持ちで、届かないエールを送った。
さて、その幕に書かれた「需品教導隊」なる部隊。
恥ずかしながら、何も知らなかったので、ネットで調べて見た。
【需品】⇒各種後方支援活動を任務としている。災害派遣では給食・入浴支援などで活躍。
【教導】⇒陸上自衛隊の職種学校における教育支援を任務とする部隊
(By Wiki)
後方支援の教育を行う部隊という事でしょうか。
後方支援と言えば「補給」と言う言葉を思い浮かべる。
インパールやガダルカナルでの悲惨な結末は、お粗末な補給計画も一つの要因と言える。
1日1食でも食事ができるのと、1週間も飲まず食わずでは、戦闘能力も数倍違うだろう。
その意味では、戦術的に大変大きな役割を持った部隊だと思う。
食糧供給だけでなく、調べてみると面白いもので、『野外選択セット』などの変わった設備を保有している。
まぁ、洗濯機をくくりつけてあるだけ、と言えばそれまでだが…。
この部隊に所属すると、家事が上手になるらしい。
今回も、食事や、風呂などの支援に行かれるのでしょう。
ご存知の方も多いと思いますが、自衛隊は災害現場で炊き出しを行いますが、それを食べません。
彼らは、炊き出しを片付けた後、冷えたレトルト食品や缶詰などを、車の中で食べます。
差し入れを受け取ることはできず、風呂にもほとんど入らないそうです。
自衛隊については、政治的にいろいろ言われているのが最近の実情です。
しかし、彼らはただ「日本を守りたい、助けたい」という思いを行動に表しているだけだし、
間違いなく、被災地の方々は助かっているはず。
そんな彼らに、私は純粋に感謝の気持ちを抱きます。