• KATOの世界

Ring ~研磨編~

趣味でやっている自転車。雨模様の天気が続きますが日々まじめに練習しています。

この時期には珍しく月の走行距離が1000km超えているスタッフKATOです。

こんにちは。

 

リング製作のその3です。

前回までで工作機械による切削加工は終了し、64チタンの無垢材からリングを削り出すことが出来ました。

今回はそれを手作業で磨いていきます。

 

☆Polishing

研磨。とにかく研磨。

切削加工では必ず加工工具による「引き目」と呼ばれる切削痕が表面に出来てしまう。

下の画像の円周状のスジがその引き目。

切削であることを売りにした製品はむしろそのままの方が良い。

しかしアクセサリーにそれは求められていない。

輝いているほうが良い。

切削の引き目を消し、研磨によって面粗度を向上させます。

 

先ず目の荒いヤスリで切削痕を消す。

次に耐水ペーパーを使い、番手を上げながらキズを消していきます。

ある程度キズが消えたら、今度は研磨剤を使用して研磨。

金属ミガキの定番「ピカール」を使いました。

リューターなども使いつつ、最後は手作業で。

こちらが拡大画像。だんだん綺麗になっていきます。

とにかく地道に磨き続け、鏡面のような光沢を目指します。

何とかここまで来ました。

チタン合金はなかなか光沢が出ませんねぇ。

次回はいよいよ石を入れます。

 

to be continued

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