• KATOの世界

ワインディングチェック

ストレスの溜まる現代社会を生きる私達には「息抜き」が必要です。

しかし「新しい生活様式」が定着した今、

「息抜き」の方法にも変化があったのではないでしょうか。

皆さんはどのようにしてストレスを発散していますか?

最近は専ら「釣り」が生活の潤いとなっているスタッフKATOです。

こんにちは!

「息抜きだから」を免罪符に自分のやりたいことを優先するのは大人の行動でありません。

仕事や家庭とのバランス、さらに現在ではコロナ禍という社会情勢も踏まえた判断が必要です。

その点において「釣り」という趣味はとても優秀。

人混みや密を避け、外で楽しむそのスタイル。

家族で簡単に楽しめる手軽さ。

拘ろうと思えばどこまでも堕ちていけるディープさ。

これらをあわせ持っているからです。

釣りは私の生活の中にも無理なく溶け込むことが出来ており、とても調子のいい趣味なのです。

前置きが長くなりましたが、いよいよ本題の「ワインディングチェック」のはなし。

「釣り」という趣味にはモノづくりが好きな人にとっても魅力的な側面があります。

それは道具をカスタマイズしたり自作したりする楽しみ方。

実は「ワインディングチェック」とはロッドを自作する際に使用するパーツなのです。

この世界の人にとってはお馴染みの部品のようです。

主に金属や樹脂で出来ており、ロッドのグリップ周りに使用します。

こんなカタチのパーツ。

こんな風に使います。

モノ作りが好きな私。

ロッドの自作やカスタマイズにも興味が湧いてくるのは自然の流れ。

とりあえず物は試しとロッドの改造にチャレンジすることに。

必要なパーツをリストアップする中で「ワインディングチェック」という部品を知りました。

金属加工技術者の私にとっては何の変哲もない形状の部品に見えます。

ネットで検索するとコレが結構いいお値段。

貧乏サラリーマンの私はこの程度のパーツにお金はかけられません。

ちゃちゃっと自作しちゃいます。

使用するロットのブランクスやグリップから採寸し、必要なパーツの図面を起こしました。

使う材料はストックしてあるSUS316Lの端材。

樹脂やアルミより重くなりますが、ステンレス削り出しの方が高級感が出るかと。

小さいパーツなので突っ切りの1工程で完結させます。

サクッとプログラミングして加工。

はい、完成!

4つのパーツを作成しました。

※ワインディングチェックでは無いパーツも含まれています。

リールシート先端のパーツ

リールシートとグリップの間に挟むパーツ

ブリップの終端のパーツ

グリップエンド先端のパーツ

計4種です。

実際に使用するパーツから採寸したのでぴったりフィット!

この辺は市販品ではない自作ならではの良さですね。

早く組付けたいです!

それでは!

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