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「責任」について

ある日の土曜日。

用事があって会社に来ると、車が一台止まっていました。

「出荷」の責任者が一人で作業。

『月曜日、間に合わないので』とのこと。

彼は午前中で帰った。

 

12時近く。

また一人、別の者が来た。

『(機械)回しても良いですか』

『予定の遅れが酷いので』

 

世の中、電通の過労自殺問題が大きく報道されている。

さて、どう考えるべきか…本当に難しい問題。

 

【休日出勤】として、タイムカードを打刻するのは当然のこととして、

昔なら、『責任感』という評価項目に加点とされたけど、

ここ10年でみれば、『仕事のやり方の合理性』という視点で、必ずしも加点できるとは言えなくなった。

そして昨今、コンプライアンスという傘が開かれた。

その傘の下では、昔からあるような《責任感》や《達成感》という価値が、覆されるようになった…

責任⇔プレッシャー、という関係性において。

 

言いたいことはいろいろあるけれど、でもこれが【流れ】。

責任感や達成感を、時代に合わせた方向に向けさせるのが、経営者の役目かもしれないけれど、

そんなに要領よく、綺麗にいかないよ!

 

誰かのためにただガムシャラに頑張ったり、仲間の迷惑にならないよう努力したり…

そんな形で、自分の責任を全うしようとする、人の気持ち、が一番根底にあるはず。

技術力やパフォーマンス、生産性とかよりも、もっと根底に。

一人一人の、そういう心意気を大切にしたい。

 

一人一人、つまり個性=差があること、を認識できれば、出来ると思う。

少人数だから、できると思う。

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