- 会社のこと
ハインリッヒだっけ、なんだっけ?
現場の技術主任と私の会話。
主任
「最近さ、良くないことがある。」
私
「どうしたの?」
主任
「現場でケガ多いんだよね。」
私
「え!そうだっけ?」
主任
「だって、○○件でしょ。それからあいつが手を怪我したでしょ。あいつも週末に手を怪我したんだ。どれもオオゴトではなかったから良かったけど。」
私
「そうか、続いてるな。こういう時は、気をつけないとな。」
主任
「なんかそういうのに、法則があったよね。大事故につながる前兆みたいな・・・なんだっけ?」
私
「ああ、氷山の一角みたいな、でしょ。」
主任
「そうそう、ああなんだっけ・・・あ、ハインリッヒの法則・・・だっけ…。」
私
「はぁ? ハインリッヒ? ドイツ人の名前付ければ、なんか安全そうだな。でも違うと思うよ。」
二人
「・・・なんだっけ?」
私
「もしかして、【ヒヤリ-ハット】の事?」
主任
「ああ、そうそう、それそれ」
答えまでの距離をずいぶん遠回りした、無知同士の会話ですが、こうやって何気ない会話から、「事故の芽」は摘み取られていくのです。
安全第一!
そしてまずは会話から。