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人の手
私達が柏に拠点を持たせていただいたのは4年前。
当時、工場のお向かいさんは、立派な杉に囲まれた栗農園でした。
秋になると、割れたイガからお尻を出すピッカピカの栗が、太陽の光に当たって、あちこちで輝いている。
それはとても奇麗な光景でした。
しかし昨年9月、何の前触れもなくお向かいさんの立派な杉の木が無くなっていました。
そしてこの夏。
手つかずの元栗農園は、ただの雑木林となっています。
人の手が加わらないと、自然は自然の姿に戻るんですね…当たり前ですが。
全てを覆いつくし、過去を消し去ってしまったかのようです。