- ひとりごと
人は必ず死ぬ
友人が亡くなった。
まだ40代半ば。
私と同じ年。
二人の小さな子供と妻が残った。
何の予兆もなく、体調が急変してから5日後に、お迎えが来てしまった。
彼ら家族と、冬のキャンプに出掛けたのは、先月のこと。
朝日に照らされた銀世界の中で、彼とコーヒーを飲んだことを思い出す。
昨晩、冷たくなった彼に会ってきた。
ただ寝ているだけにしか思えない。
受け入れ方がわからない。
人は必ず死ぬ。
memento mori.
だから、今を精一杯生きることが大切。
しかし、
男、四十にして惑わず。
まさに『始まった』ばかりなのに。
五十にして天命を知る前、とは…。
所沢から帰宅したのは22時。
受け入れ方がわからず、そのまま寝る気になれなかったので、御神酒をいただくこととした。
最初の一杯は、供養のつもりで。
残りの杯は、彼と飲んでいるつもりで。