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律する機械
JIMTOF 2018
2年に1度行われる、日本国際工作機械見本市に今年も行ってきました。
モノづくり産業として成熟している業界だからこそ、IOTやAIはこの業界にとって、大きなブレークスルーになろうとしていることを感じる。
しかし、ただそれだけであれば、『高価なブラックボックスを大手企業が購入し大手だけが効率を高める』だけの、これまでと変わらない構図。
でも昨今はどうも気配が違うようだ。
センサー、制御、ロボット、分析、ネットワーク、操作…が中小企業の身の丈に合わせた価格と性能となって、各社から投入が始まっている。
機能をそぎ落とし、ターゲットを絞ることで、価格が抑えられている。
「人間は、人間にしかできない仕事を」というAIの方向性と、「労働人口の激減」という社会的条件が、合わさり、我々が足を置くこの成熟産業を、加速度的に次の成長へ押し流そうとしている。
そんな技術が、容易に手に入る時代が来たと思った。
そんなわけで、会場では、ちょっと挨拶して帰ろうと思ってたのに、なんだかいろいろと見入ってしまって…
立ちっぱなし、歩きっぱなしで、腰が痛い…。