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旋盤とCAM

数年前に立ち上げた、IT化プロジェクト。

社内のインフラ整備、デジタルリテラシー向上…

めげずに今も進めております。

 

少し進化して、プロジェクトは全製品CAD化の段階に来ている。

マシニングに比べ旋盤は、CAMによるプログラム作成で不向きな要素がまだまだ多い。

だからこそ、未知の可能性を秘めている。

どうなるかあれこれ考える前に、来たる完全自動化時代に備え、まずはデジタル化だ。

 

プログラムは「手打ち」で育った我々世代の、特に優秀な人の作るNC旋盤のプログラムは、合理的且つ人間的でとても美しい。

反対に、機械=CAMで吐き出されたプログラムは、どこかブコツで味気がない。

でも、そんな美しいプログラムを作る職人を育てるには、やっぱり10年かかる。

残念ながら、時代はそこまで待ってくれない。

今以上に、人間が人間らしい仕事に集中できるために、基盤を整えていこうと思う。

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