- ネットワークの時代
- 会社のこと
- 技術のこと
- 日本のこと
- 経営のこと
旋盤とCAM
数年前に立ち上げた、IT化プロジェクト。
社内のインフラ整備、デジタルリテラシー向上…
めげずに今も進めております。
少し進化して、プロジェクトは全製品CAD化の段階に来ている。
マシニングに比べ旋盤は、CAMによるプログラム作成で不向きな要素がまだまだ多い。
だからこそ、未知の可能性を秘めている。
どうなるかあれこれ考える前に、来たる完全自動化時代に備え、まずはデジタル化だ。
プログラムは「手打ち」で育った我々世代の、特に優秀な人の作るNC旋盤のプログラムは、合理的且つ人間的でとても美しい。
反対に、機械=CAMで吐き出されたプログラムは、どこかブコツで味気がない。
でも、そんな美しいプログラムを作る職人を育てるには、やっぱり10年かかる。
残念ながら、時代はそこまで待ってくれない。
今以上に、人間が人間らしい仕事に集中できるために、基盤を整えていこうと思う。