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昭和と平成を分けたもの
エアーコンプレッサー。
私たちの業界では、必須アイテム。
エアーが供給されなくなると、工作機械そのものが止まってしまう。
従って、2台を導入し、バッファーを持たせつつ、交互に運転させて、寿命を長く持たせるのが一般的だ。
我が社のそれ。
同じ背格好なので、「メイン」の称号を胸に貼られた方が、1か月間休みなく働き、もう一方は1か月の休憩に入る。
これを10数年繰り返してきた。
この2台が、ついにその役目を終えようとしている。
社内の機械が、高精度の工作機械に大きくシフトする中、インフラとして必要に迫られ導入した。
このタイミングで、昭和の機械が全て廃棄された。
私にとっては、昭和と平成を分けた時の象徴的な設備投資だったので、思い入れがある。
見た目はただの箱。
操作は基本オンとオフのみ。
でもこの子たちがいないと、工場自体が動かない。
10数年、毎日お疲れさまでした。
二人同時のさようならなので、私が思うほど、彼らは寂しくないか(:_;)