以前にも書かせていただいたのですが、朝の時間帯とは、「その時代を良く表している」と思っています。

土曜の朝。
会社ではなかなかできない仕事を抱えて、近所のスターバックス（浅草雷門の前）にこもることがあります。

朝8時頃になると、席が全体の3/4ほど埋まります。
その内訳は、
20％が明らかに観光客
20％が地元のおっちゃんおばちゃん　
10％が日経新聞を読むなどのビジネスマンの休日（私を含む）
場所柄を表すこととして、西洋人が40％
そして、このところ進出著しいのが、残り10％を占める「中国人」だ。

特に、九時頃になると、ホテルから出てくる団体や観光バスからゾロゾロ出てくる中国人の姿が、全面ガラス張りのスターバックスから一望できる。
そしてその立ち振る舞いを見れば、香港人でも台湾人でもないことがすぐに分かるところが、なんとも今の時代を表しているわけだ。

日本は観光立国宣言をして間もないが、成果が出てきていると聴いている。
しかし、目指す姿は、これでよかったのだろうか。

先週発覚した「毒入りギョーザ」が今日も日本中を騒がせている。
テレビでは誰もが「食料自給率39％、フードマイルがフランスの10倍、という今の日本の体質を見直す時」と発言している。
まったくもって同感だ。

「真の国際化」に向けて、私たちはもっといろいろやることがあると思う。