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重荷を負うて
静岡出張の帰り。
久能山東照宮へ立ち寄った。
駿府城で亡くなった徳川家康がまず最初に埋葬された場所。
駿河湾を臨む高台、素晴らしい景色と共に、御廟は鎮座していた。
久しぶりに家康が残した有名な言葉に触れた。
歳をとると、こういう言葉が身に染みる。
人の一生というものは、重い荷を背負って遠い道を行くようなものだ。
急いではいけない。
不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。
心に欲が起きたときには、苦しかった時を思い出すことだ。
がまんすることが無事に長く安らかでいられる基礎で、「怒り」は敵と思いなさい。
勝つことばかり知って、負けを知らないことは危険である。
自分の行動について反省し、人の責任を攻めてはいけない。
足りないほうが、やり過ぎてしまっているよりは優れている。