- ネットワークの時代
閉ざされていた
ついに立ち上がらなくなった。
私のPCはいつからか、突然再起動を繰り返すようになってしまった。
そんなだましだましの数週間だった。
数年前までの、コンピューターがない生活をまったく思い出せない・・・。
数日間ネットワークから切り離されていた間は、正直不安だった。
そんな自分が、とっても味気ない。
最近は海外にいても、当たり前のように電話が鳴り、友人からのメールが届く。
良くも悪くも。
5年前、中国で、苦労して携帯電話を手に入れた時、そしてそれがパスポート以上に自分の命を繋ぐライフラインだった日々、ネットワークのありがたさを心から痛感したものだ。
そんなことを思い出しつつも、とにかく仕事にならないので、出入りのSEの方を朝から呼び出して、リカバリーしてもらった。
今ではスカスカの快適ネットワーク。
しかしながら、ネットワークに繋がらない間、なんだか心地よい閉塞感を感じていました。
知らない町の小料理屋で、一人で一杯呑んでいるような・・・心地よい孤独感とでも言いましょうか。
久しぶりに会社でそんな時間を過ごしました。