• 人のこと

30年続くこと

今から30年前の「1981年」から続いている物、を調べてみた。(BY ウィキ)

4月:スペースシャトルが初飛行に成功(コロンビア号)
   ⇒去年引退しましたね。お疲れ様でした。

10月:ロッテ「雪見だいふく」発売
   ⇒衝撃的でしたが、今でも衝撃的に美味しい

そして我社にも、30年続いていることがありました。

右側の男性は、今年4月13日をもって、勤続30年を迎えました。
全体昼礼のある月曜日に、これまでの功労や技術貢献を評して会社より「感謝状」と「金一封」を贈らせてもらいました。

彼は現場一筋。
最長老である彼はアラフィフの最近、誰に言われるでもなく「機械保全」に関する国家資格を取得。
コンピューター制御の時代ではあっても、機械は壊れる物。
結局最後は彼のようなアナログの機械に明るい人が頼りにされている。

「一つのことことを続ける」その難しさと素晴らしさを、私は40歳を過ぎてから、今まで以上に「凄いなぁ」と強く感じるようになった。

社会や環境に合わせ、信念を持って、自分を変化させ続けること。
継続するとは、これが出来る人であり、これが出来る人は、強い人だ。

私は管理の立場から、彼とは15年以上付き合いがある。
その15年間で、彼が自分を曲げず、そしてどれだけ自分を変化させてきたか、私は知っている。

そんな先輩に対して、あらためて頭が下がる想いから、いつになく賞状を読み上げる際に緊張してしまった。

自分を変えることが出来ず、人の話を聞き入れることが出来ず、常に自分が正しくて相手が間違っていることを前提にして、自分を変化させず、環境だけを変えようとする人がいる。
「現状の環境を批判するだけ」ほど、簡単で安っぽいことは無い。

「続く人」は批判もするが、自分も変化させ、貢献し責任も担う。
しかし「続かない人」はその逆だ。

30年間ありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いします。

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