5000円で何する? season5 第4弾
5000円で何する? season5 第4弾
担当のスタッフKATOです。
こんにちは!
突然ですが皆さんは趣味をお持ちですか?
趣味は人生に必須ではないけれど、生活を豊かにしてくれる重要な要素ですよね。
しかし趣味は趣味。家庭や仕事、勉強が最優先であり、すきま時間でやるもの。
パパサラリーマンにとって趣味に使えるすきま時間はとても貴重。
だから限られた時間を有効に使うことは、趣味を継続する上でとても重要になります。
私の趣味のひとつがプラモデル製作です。
改造や塗装など技術を駆使して作る機会は減りましたが、今でも素組み+α程度に楽しんでいます。
私にとっても作業の効率化は重要課題。
そんな時、頼りになるのはやはり「良い道具」。
今回は私のプラモデル製作に欠かせない道具「アルティメットニッパー」を紹介します!
こちらが「アルティメットニッパー」。メーカー希望小売価格5940円。
「アルティメットニッパー」とは…
刃物で有名な新潟県燕市にあるゴッドハンド株式会社が製造するニッパー。
ゲートカットに特化して「究極の切り口」を追求したニッパーで、その特徴は「超極薄の切刃」と「片刃構造」。
この構造により、デザインナイフで削いだような滑らかな切断面を得られ、切断面の白化を抑えることができます。
さらに切り出す際の抵抗の少なさから、小さなパーツを切り飛ばしてしまうリスクも減少します。
とにかくパーツを綺麗に切り出すことができるので、ゲート処理の手間が減り、大幅な時間短縮が可能なツールなのです!
プラモデル製作を趣味とする人には、もはや説明の必要のないほど有名なツール。
しかし同好の志以外の方には、意外と馴染みがないかもしれないと思い、今回紹介することにしました。
こちらをご覧ください。
プラモデルは必要なパーツがランナーといわれる枠についています。
組み立てるにはまずランナーからパーツを切り出さなければなりません。
その作業で使用する道具がニッパーです。
私は2種類のニッパーを使い分けています。
こちらはランナーから大まかに切り出すためのニッパー。
そして仕上用のアルティメットニッパー。
実際切り出してみましょう。
まずはパーツのギリギリではなくゲートを残して大まかに切り出します。
このようにパーツにゲートが残った状態。
このゲートをアルティメットニッパーで2度切り。
すると非常にきれいにパーツのギリギリでゲートを切断できます。
わずかに残ったゲート跡はガラスやすりで簡単に処理。
塗装をしない素組であれば、このまま組み立てることができますね。
このようにパーツの切り出し、およびゲート処理の作業手間を大幅に軽減してくれます。
どのくらい切れ味が良いのか比較してみました。
ランナーの切れ端を普通のニッパーとアルティメットニッパーで切断してみます。
左が普通のニッパーの切断面、右がアルティメットニッパーの切断面。
アルティメットニッパーの切断面の方が滑らかなのがわかりますでしょうか?
注意点としては超極薄切刃なため、無理な力をかけると刃が欠けてしまうことがあります。
また切れ味を保つために、定期的なオイルメンテナンスが必要です。
普通の工具よりも取り扱いが繊細ということです。
そして何よりプラモデル用の道具としては「高級品」になります。
しかしそれを上回るメリットがこの道具にはあります。
汎用性より「究極の切り口」を追求した、尖りに尖った道具。
そのものづくりの姿勢には、同じ金属加工に携わる技術者としてリスペクトしかありません。
日本のものづくりって素晴らしいですね!
まだ使用したことのない人はぜひ使ってみてください。
それでは!