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トルメキア軍戦列艦を作る ~3Dプリント編その1~

釣りの合間に食べるおやつ。

外で食べるといつも以上に美味しく感じますよね。

スタッフKATOです。

こんにちは!

 

「トルメキア軍戦列艦を作る」第2回は3Dプリンターでのプリント編その1。

この企画の目玉ですね!

第1回で作成した3Dデータを使い実際にプリントします。

以前プリントしたブラックバスフィギュアと較べサイズも段違いに大きく、さらにパーツを複数に分割して組み合わせる構造。

上手くプリントされるのか全く分かりません。

全てが未知数。

 

しかし百聞は一見に如かず。とにかくやってみます。

使用する3Dプリンターはelegoo社製mars 2 pro

レジンは同じelegooのStandard Photopolymer Resinのグレー

印刷設定はメーカー推奨条件としました。

 

そして見事に失敗しました!

プリント自体はちゃんと完了し、一見するとよさげに見えたのですが…

モデルの歪みがひどく組み合わせる事ができません。

細部のディテールもヨレヨレ。

このままではとても使えたものではありません。

原因は何なのでしょう?

印刷条件?サポートの付け方?

プリントした物体を観察していると、歪みの多くはサポートが付いていたサポート面に集中していることに気付きました。

早速Googleで検索して調べてみるとビンゴ!

光造形の3Dプリンターにおいてサポート面が荒れるのは良く起こる現象とのこと。

これを回避するには印刷条件の微調整や、サポートを付ける場所を工夫するなどの対策が必要なようです。

そしてもう一つ。

 

レジンそのものの性能。

 

現在一般販売されている3Dプリンター用のレジンには高価な物から安価なものまでたくさんあります。

私は最初「まだ初心者だし高価なレジンはちょっと…」という思いから、安価なレジンを使用していました。

しかし良く調べてみると、高価なレジンには様々な特性が付加されており、高いなりの価値がありそう。

特にサポート面の荒れが少なく高精細に仕上がるとされるレジンに興味が湧きました。

早速自腹購入。

それがこちら。

resioneさんのM58というレジンです。

youtube等でレビューを見たのですが、かなり高性能なようです。

倍近い値段のレジンにドキドキしながら、メーカー推奨条件で印刷開始。

すると…

いい!

以前の物とは比較にならないほどシャープに造形できています。

問題のサポート面もかなり綺麗、この程度ならすり合わせすればカッチリ組めそうです。

手ごたえを感じられたところで、今回はここまで。

次回は全パーツをプリントしていきます!

それでは!

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