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トルメキア軍戦列艦を作る ~塗装編~
すっかり冬らしくなった寒さの中、1本出てくれました。
ありがとう!
スタッフKATOです。
こんにちは!
「トルメキア軍戦列艦を作る」第5回。
前回は戦列艦の組み立て・表面処理・下地作りまでを紹介しました。
https://kiyamaseisakusyo.co.jp/wp/staff/2022/11/09/10353/
今回は塗装作業に入っていきます。
風の谷のナウシカに出てくる戦列艦ことバカガラスですが、画面上では結構汚れた感じで描かれています。
そこで「黒立ち上げ」という塗装技法を使い、船体各部に大げさなグラデーションを付けてみる事にしました。
「黒立ち上げ」は下地をブラックで作り、その上に塗りたい色を少しずつ重ね塗りしていく技法です。
下地の黒をうっすらと残すように面にグラデーションを付け、汚れや退色を表現できます。
塗装に使った塗料です。
クレオスのラッカー塗料をメインに使用しました。
黒立ち上げのベースはMr.フィニッシングサーフェイサー1500。
機体色はMr.カラーのジャーマングレー513番と514番。
まずはパネルラインを残すように513番をエアブラシで吹きました。
さらに514番を面の中心に塗り重ねてグラデーションを作りました。
劇中の戦列艦のイメージから、グラデーションは割と強調した感じで。
主翼端は黄色。
Mr.カラー113番RLM04イエローをベースにホワイトを混ぜて退色した感じを表現。
機内色はMr.カラー22番ダークアース。
コックピット内もダークアースとしました。
機体の塗装を乾燥させている間にタイヤなどの小物も塗っていきます。
こちらは筆塗り中心。
キャノピーの枠もチマチマと筆塗り。
こうして基本塗装が完了。
この後は楽しいウェザリング(汚し塗装)に入っていきます。
その模様は次回!
それでは!