- KATOの世界
刀身 ~三十年式銃剣~
夏の空。
入道雲と夕焼け。
どちらも松戸工場屋上から撮影したもの。
屋上で一人空を見る上げるのが好きなスタッフKATOです。
こんにちは!
本業が忙しくブログの更新ペースが落ちている今日この頃。
世の中お盆休みの時期ですが、私を含め何名かが交代で休日出勤をしています。
思えば去年の今頃はコロナの影響で休業日が設けられていました。
こうしてたくさんのお仕事をいただけるのは、本当にありがたい事です。
本日は数年前に製作した三十年式銃剣の刀身を紹介。
何はともあれ画像をご覧ください。
まずは全体像。
素材はアルミ。
板材からの総削り出しです。
プラモデルのように母材と刀身が細いランナーでつながっているのが分かると思います。
母材に無数にあけた穴を利用し、専用冶具にボルトで固定して加工しています。
細部の画像を何枚か。
先端は安全のためRを付けてあります。
当然刃はついていません。
というよりアルミ製なので刃を付けるほどの強度はありません。
また素材の特性上表面に傷がつきやすいです。
取り扱いは慎重に。
目的である飾って鑑賞する用途には何の問題もありません。
この後母材から刀身を切り離し、切り出した部分のバリを仕上げて完成です。
次回はラスト完成編です。
それでは!