- 加工技術
Ring!!
今日から12月。
12月最初の朝は荒れ模様。
土砂降りの雨でまるで水の中を進む感覚。
スタッフKATOです。こんにちは!
前回はリングの本体と石留を削り出しで製作しました。
https://kiyamaseisakusyo.co.jp/wp/staff/2021/11/30/8699/
今回はいよいよロウ付けです。
作業の模様をご覧ください。
①リングと石留を冶具で固定します
この時フラックスを接合箇所に塗っておきます
②ガスバーナーで加熱
ペースト状のフラックスが溶けて接合部に流れ込みます
③ロウ棒を接合部に付けバーナーで溶かします
溶けたロウは毛細管現象により接合部分に速やかに広がっていきます
④バーナーを離し冷却するとロウ付け完了
接合が完了したらリングを磨いて仕上げます。
時間をかけて気の済むまで磨きます。
こうして完成したものがこちら。
様々な角度からご覧ください。
ロウ付けにより接合した部分は磨いてしまうと繋目はほとんど分かりません。
意外と簡単で綺麗に仕上がるロウ付け。
他にもいろいろ活躍しそうな感じです。
今回はとても面白い体験ができました。
これからも切削を絡めた面白いモノ作りを紹介していきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは!