- KATOの世界
削り出しトルメキア軍コルベット製作風景2
関東地方も梅雨入りしました。
例年より2週間ほど遅いとか。
雨は鬱陶しいと感じたりもしますが、雨でなければ見られない風景もあります。
虹はやっぱり特別感があります。
スタッフKATOです。
こんにちは。
コルベットの製作風景を紹介する第2弾。
前回は胴体の加工を紹介しました。
https://kiyamaseisakusyo.co.jp/wp/staff/2024/06/12/13385/
今回は主翼です。
コルベットには計4枚の主翼があります。
前後の主翼は似た形状ですが細部のディテールが違います。
よって4枚それぞれのCADモデルを作成して削ることになります。
製作方法は胴体と同じ。
アルミの材料からNC旋盤で大まかに削ってブランクを作り、マシニングセンタで仕上げます。
マシニングセンタでの加工です。
荒削り、中荒削り、中仕上げ、最終仕上げの4工程で仕上げています。
〇粗削り
フラットエンドミルで階段状に切削
〇中粗削り
φ4のボールエンドミルで基本形状を切削
〇中仕上げ
φ1のボールエンドミルで細部のディテールを出します
〇最終仕上げ
φ0.6のボールエンドミルで仕上げます
中仕上げと最終仕上げはあまり見分けがつきませんが細部のディテールのシャープさが違います。
最後にNC旋盤でベースから切り離します。
こうして完成した主翼4枚。
これで艦体を構成するメインのパーツが完成しました。
あとは小物類を削っていきます。
今回はここまでです。
それでは!